子犬トレーニングのヒント　～車での移動～

まず、停車中の車に子犬を乗せて、落ち着いて座ることを教えます。1回あたりの時間は短くし、上手くできたら静かに褒めて、ご褒美におやつを与えましょう。

次に、エンジンがかかった状態の車に乗せて座らせます。上手くできたら、褒めてご褒美をあげましょう。

子犬が車の中で機嫌よく落ち着いて過ごせるようになったら、短いドライブに出かけましょう。子犬が慣れてきたら、少しずつ距離を伸ばして長時間のドライブに慣れさせます。

子犬たちに車と「楽しいこと」を紐づけて覚えさせることが大切です。 例えば「車に乗る」⇒「公園に遊びに行く」を繰り返し、車に好印象を持たせるのです。

ドライブ中は定期的な休憩を。人間と同じく犬も２～３時間おきに足を延ばしたりトイレに行く必要があります。

アダプティルスプレーを使って、車の中でも子犬を安心させてあげましょう。

子犬によっては、トラベル・ケージやキャリーに入れた方が安心する場合もあります。

もしくは、リードやハーネスをつけてシートベルトに固定してもよいでしょう。そうすると、子犬が車内でうろうろするのを防ぐことができます。

ケージに入れる・入れないを問わず、ドライブ中、犬には快適な毛布やおもちゃを与えてください。

乗り物酔いをする子犬もいます。食事は遅くとも出発の4時間前には済ませてください（ただし、水は制限しないように）。車内は常によく換気し、暖かい日は絶対に犬を車内に放置しないでください。